優先席の優先順位

優先席の優先順位について

電車やバスなどでの優先席(Priority Seat)について、一体優先順位は何が正しいのか疑問に感じています。友人の妻が妊婦なのですが、優先席に座っていたところ、老人から肩で押されて「ここは優先席だ」と言われたそうです。友人の妻は妊婦であることを伝えて、大きな揉め事にはならなかったようですが、妊婦を押すという暴挙を老人がしてきたことについてかなり腹を立てていました。とは言え老人も優先席に座る権利?があるので一体どのような優先順位なのかを考えてみました。

障害がある方はやはり優先的に座ることができるべきだと思いますが、実際に自分がその立場だったら、場合によってはかえって譲ってほしくないとも思います。とはいえやはり優先的に座れるべきです。お年寄りも、高齢の方や具合が悪い方も優先されるべきでしょう。

ここで妊婦ととても健康な老人について考えてみます。冷静に考えてみると、健康な老人よりも圧倒的に妊婦が優先されるべきではないでしょうか。2人分の命があり、かつ何かあったらその生命が失われてしまう可能性もあるのです。かたや足腰もしっかりしたお年寄りはそこまで優先される必要はないのではないかとも思います。

儒教と優先席

ここでふと気がつきました。優先席は儒教の世界なのではないでしょうか。どのような場合でも年上は敬われるべきという精神が優先席には流れているようにも感じられます。身体の具合がどのくらい健康であるかは関係ないのです。年上かどうか、年上を敬っているかどうかが重要なのではないでしょうか。儒教の世界だけではなく、世界各地にはそのような文化がたくさんあります。日本でもそのような文化があってもおかしくありません。それが優先席に根付いたのです。

優先席とマナーモード

ここで優先席に考えを戻すと、優先席といえばマナーモードです。「優先席付近では電源をお切りください」というものです。元々は昔の携帯(mova)などではペースメーカーに影響を及ぼす可能性があるということが始まりのようですが、今では科学的根拠がほぼないとされています。昔の携帯電話で2cmほど近くに携帯電話を近づけた場合にご作動する可能性があるかもしれないという程度で、現在のスマートフォンでは一切影響がないというのが今の考え方です。

それにも関わらず、老人による色々なクレームがあります。これも私の友人の体験ですが、優先席付近で携帯電話をいじっていたところ、優先席に1人だけ座っていた老人が「ペースメーカーに影響があったらどうするんだ!人殺し!」と言ってきたそうです。まず言えることは、この老人はペースメーカーが入っていないこと、そしてその他には老人がいないことです。つまりこの老人はペースメーカーのことを考えているのではなくて、ルールに従わない人に対して腹を立てているわけです。そう考えるとわからなくはありません。全く自分に無関係なのにも関わらず不倫に対して怒る方もたくさんいることからもわかります。

つまり、迷信でも何でもとにかくルールなんだから守れというのが基本の発想なのでしょう。「A型の血液型は几帳面」と同じくらいの理不尽さです。ルール自体が正しいかどうかは特に考えることはないのでしょう、実際多くの人はそうです。日本人はその傾向が大きいのかもしれません。日本人は1時間車が来ない道路で赤信号になった場合に待つことが多いのでしょう。これはやはり文化なのでしょうか。

文化を簡単に変えることはできないため、意味のない理不尽なルールは早くやめてほしいと電車やバスの事業者にはお願いします。ただし、変化を好まないも日本の文化なのかもしれませんが。。

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