赤ちゃんを母乳のみで育てている方(完母)も多いですが、母乳とミルクを混合でおこなわれている方の方が割合としては多いです。母乳は赤ちゃんが欲しがったらすぐにあげられますが、ミルクはすぐには与えられないですよね。忙しい時にすぐにあげられるように、簡単なミルクの作り方をご紹介します。
通常の粉ミルクの作り方
粉ミルクの説明書などに記載されている推奨されている作り方は以下のような形です。
- 手や洗う
- 哺乳瓶を除菌する
- お湯を沸かして少し冷ます
- 粉ミルクを哺乳瓶に入れて、お湯を半分ほど入れる
- 粉ミルクを混ぜる
- 別で用意した水を混ぜて冷ます
- さらに哺乳瓶を冷まして人肌くらいにする
このやり方だと、赤ちゃんが欲しがりだしてからお湯を沸かして、冷ましてという手順になり
欲しがってから15分くらいかかってしまいます。その間でも赤ちゃんは泣いていますし、ハイハイができる赤ちゃんはお湯を沸かしているキッチンに来てしまうかもしれません。
説明書通りにやるのは特に子育てを始めたばかりのお母さんにとっては大変です。
すぐにできる粉ミルクの作り方
15分もかけていられないお母さんはこちらの作り方で作れば5分もかかりません。
- 赤ちゃんがミルクを欲しがる前にやかんでお湯を沸かして、冷ましておく
- 夏場であればやかんのお湯の3分の1くらいを別の入れ物にいれて冷蔵庫で冷やしておく
- 赤ちゃんがミルクを欲しがったら、哺乳瓶にやかんから必要な量の3分の1くらいの水を入れる
- 電子レンジで20秒あたためる
- 哺乳瓶に粉ミルクを入れ、混ぜる
- やかんに残っている冷めたお湯か、冷蔵庫に分けた水を足して混ぜる
- 哺乳瓶をさまして人肌くらいにする
ここでポイントなのは、朝一などで一度お湯を沸騰させておくことです。赤ちゃんはお腹が弱いので一度お湯を沸騰させることで塩素を除去する必要があります。
通常は作る時にお湯を沸かしますが、事前にお湯を沸かしておいて電子レンジで温めることで
塩素も除去しながら時間を短縮できるのです。
特にガスコンロの家は赤ちゃんが騒いでいるときにガスをつけていると何があるかわかりません。このやり方なら赤ちゃんが寝ている時などにお湯を沸かしておけばいいので安心です。
電子レンジで温めるだけて水を足すだけですし、人肌くらいになるようなお湯と水のバランスを覚えておけば流水などで冷ます時間も短縮できます。お湯は少なくても今の粉ミルクはよく溶けるので、説明書に記載してあるほどお湯を入れなくても大丈夫です。
忙しいお母さんは是非やってみましょう。