コストをかけない!シンプルなお食い初めのやり方

お食い初めの背景

生後3ヶ月の子育てイベントといえばお食い初めです。お食い初めは話には聞いているけれど本当にやるべきなのか悩んでいる人も多いと思います。
一般的には生後約100日目にはお食い初めをおこないます。
お食い初めとは、「子供が一生食べることに困らないように、という願いを込めて食事をさせる(真似)をする儀式」と言われていますが、
一生親に食べさせてもらう子供になってしまったらどうしようとも若干思いますが、大体8割くらいの親がお食い初めをおこなっているようです。

どうしたらいい? お食い初めの選択肢

お食い初めをする場合3つの選択肢があります。

  • ホテルや和食レストランなどで「お食い初めプラン」を利用する

コストを気にしなければ一番これが簡単ですね。個室などで家族が集まり子供はお食い初め膳、大人はお祝い膳などを頼むことが多いです。大体子供用のお食い初め膳が3000円~5000円、大人用が1万円程度からとなります。集まる人数にもよりますが6万円くらいはかかってしまいます。ゆっくりとした「お祝い」という記念の場を感じるには最もいいでしょう。

  • ネットやデパートでお食い初めセットを購入する

ネットやデパートなどではお食い初め用の料理一式と食器なども合わせて購入ができます。既にできあがっているものなので料理をする必要がありませんので忙しいお母さんにとっては助かります。ネットで購入すれば出かける必要もないので非常に楽です。箸や食器などもセットのもので15000円程度、食事だけのものであれば6000円~1万円程度で全て揃います。また、ご家族や親戚の料理は合わせてネットやデパートでお祝い用膳などを購入すればいいので3万円以内で十分お釣りがくるのではないでしょうか。なるべく安くすませたい場合は家族分は手作り料理にしてもよいでしょう。

  • やっぱり手作り!外で食べる

ネットやデパートでも購入するのは手間がかからずとても楽ですがやはりお金がかかります。もちろん思い出に残ることなのでお金をかけていいものを!と思うのも当然ですが、赤ちゃんはせっかく料理があっても食べれませんので、なるべくお金をかけないでという場合は手作りするのが一番でしょう。手作りであれば3000円くらいで済ませられることもあります。

コスパのいいお食い初め

お食い初めで必要なものは、食事では香の物、お吸い物、煮物、赤飯、鯛が基本とされています。あとはお食い初め用の食器、歯固めの石、祝箸があれば準備OKです。

歯固めの石

ネットで買うと2000円くらいするものもありますので、自分で拾いにいきましょう。神社などの石でつるつるしていているものを拾ってくるといいですが、
大きい神社だと大きな石しかなかったり、近所の神社だと汚い石しかなかったりします。ちなみに水天宮に拾いにいきましたが、きれいな大きい白い石しかなかったため、
持って帰るのがはばかられたので、我が家では近所の小さな神社をいくつか回りました。大変な場合は河原などでもいいようですが、都会はなかなか石が落ちている場所は
少ないです。

祝い箸

これは歯固めの石を赤ちゃんに当ててあげるためのものなので、特別なものでなくてよいでしょう。少しよい割り箸のようなもので構いません。

食器

男の子は朱塗り、女の子は黒塗りの食器がよいようですが、もし購入する場合でも今後使えるような大きさのものにしましょう。わざわざ揃えなくても自宅にある
デザインが揃っている食器一式があれば構いません。

香の物

なますが一番簡単です。人参と大根を切ってお酢と柚子につけておきましょう。これも面倒であればなますを買ってきたほうが楽です。どうしても面倒な場合は梅干しでもOKらしいです。

鯛が一番お食い初めレシピの中では大変です。ここで使うのは尾頭付きの鯛ですので、小さなスーパーなどでは売っていないこともあります。大きめのスーパーやデパ地下、お魚屋さんに行けば
売っていますが、必ず売っているわけではないので事前に確認しておきましょう。ただし鯛は一匹3000円以上しますのでおすすめは小鯛です。小鯛はタイミングがよければ小さいスーパーでも
売っていますし、安ければ300円以内で買うことができます。普通の鯛よりも骨が多くて食べづらいですが、気分を味わうのであれば小鯛で十分!赤ちゃんは食べられないので、気分を味わいましょう。
調理は普通の鯛と一緒ですが、鱗を取って内蔵を取って、塩焼きにすればOKです。

お吸い物

お吸い物は一番簡単です。はまぐりかあさりなどと出汁だけあればOK。

煮物

煮物は一番コストがかからないけれど、一番大変ですね。特に子育てをする中で煮物を作るのはとても大変です。人参、こんにゃく、鶏肉などで筑前煮のようなものが一番簡単でしょう。
あまり手間ひまかけてというよりはなるべくシンプルに美味しいものがいいですね。時間がなければ全部切れている煮物用のセットでもOK。

お食い初め全体のコスト

自分でかかったコストはこんなものでした。

  • 石 ・・・ タダ
  •  食器 ・・・ 500円くらい(ほぼ家にあったもの)
  •  鯛 ・・・ 300円
  •  鯛のイラスト ・・・20円(写真撮影用)
  • フォトプロップス ・・・ 300円(写真撮影用)
  •  野菜 ・・・ 1000円くらい

全部で2000円くらいです。お金をかけるものいいけど、お金をかけなくても十分お食い初めはできます。

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